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エリートの彷徨

2004. 4. 24. Sat
エリートの彷徨

まだ、立場上あまり批判的なことを書くことも出来ないし、と言って、マスコミでも書けるようなことを書いても仕方がないので、ここでは三菱の常識について話すことにする。一般的に三菱と聞いてどんなイメージを抱くだろう?おそらく、財閥、堅い、官僚的、エリート集団…etcとあまり良いイメージは出て来ないと思う。 
 
実際、三菱グループの社員にとなるには、特別なコネがない限り、六大学クラスの大学を卒業することが最低条件であるし、評価も減点法で、個人よりも組織が優先され、結果よりも手続きが優先される。こうして改めて見ると、まさに官僚組織のそれである。 
その為、三菱グループで出世する為には、いかに失点を回避し、上司に気に入られるかということが重要であり、どれだけ仕事が出来るかということはあまり重要ではない。 
 
三菱自工の不幸は、そうした社内政治に長けた人間が責任ある立場に経ってしまったことである。おそらく、三菱自工にも数多くの優秀な社員がいたと思う。ただ、惜しむべきは、会社の命運を決するような判断をする立場の人が世間の常識が分からない人物だったということ。そして、そうした、本来、上に立つ資格のない人物が責任を取るべきポストに就いてしまったことが今回の不幸の始まりであったと思う。 
 
この続きは、呪縛が解けた時にでも(爆)!
by deuxcentsix | 2004-04-24 21:10